大学を休学し、フランスへ挑戦しに来ているTaiga選手。
こちらのチームは、筆者も1年間別のカテゴリーですが、所属していた馴染みのあるクラブチームです。
前回練習参加したチームでは、フランス到着初日から練習参加し、初の練習試合で後半途中出場し、得点まで決めていたのですが、週明けの練習終わりに、「トップチームから降りてくる選手が多く、プレー時間を確保できる保証ができない。」と突然言われてしまい、チームを変えざるを得ない状況となってしまいました。
選手、コーディネーターともに契約が確定していると思い込んでいたので、ショックではありましたが、凹んでいる間にも時間は刻々と過ぎていきます。
ただ、時を同じくして、ボランチを探しているチームがあるとの連絡ももらっていたので、一旦は見送っていましたが、秒速で再度連絡。
そして再び新たなチームでの挑戦が始まると思っている矢先に、今度はチーム内にコロナの感染者と濃厚接触の疑いがある関係者がいたとの報告があり、またしても練習参加が延期になるという事態がおこってしまいました。
ただ、フランスのチームもコロナの対応に慣れてきているのか、参加者全員の陰性証明書を提出し、なんとか週末の練習試合を行えることが決まりました。
と、前振りがかなり長くなりましたが、無事に練習参加ではなく、いきなり練習試合に出場することになりました。
しかもなんと対戦相手のチームは、事実上、戦力外通告とも取れる内容の旨を言い渡された因縁のチーム。
絶対に負けられない練習試合がそこにはありました。
Taiga選手は、後半から4-4-2のボランチとして出場し、攻守に亘り、積極的にプレーし、特にセットプレーでは、普段おっとりしているTaiga選手も、誰にもボールを譲りませんでしたね。
前半0-2で、嫌なムードが流れていましたが、後半Taiga選手の投入から一気に流れが変わり、1点返した後、掲題の通り、華麗なフリーキックからさらに同点弾を演出し、終了間際には決勝点。
3-2の逆転勝利で、完全に試合をひっくり返しましたね。
ドラマがありました。
フランス語どころか、チームメートの名前もわからないまま、いきなりの試合で緊張もあったと思いますが、こうして結果を残し、監督、コーチからも興味を示してもらえました。
既にカップ戦は始まっており、リーグ戦もまもなく開幕します。
今週、継続して練習参加しますが、できるだけ早く契約をして、リーグ戦に出場できるようしたいですね。
あともう少し。頑張れボルドーの虎、Taiga
PS,
アメブロ時代からご覧頂いているブログ購読者の方々はご存じの自称「三澤紀信」。
今回は結構、良い写真が取れました。