3週間の試用期間を待たずに、2週間目に「是非6部へ入団して欲しい」と逆に監督からオファーがあり、それだけではなく、ようやく当初からの目標であるフランス5部へ練習参加することになりました。
前日にトップチームのコーチが練習を見に来てくれていて、練習の帰りに急遽「明日、紅白戦をするのでホームスタジアムへ来て欲しい」と練習参加への打診がありました。
トップチームの監督とは約1年振りでしたが、既にJunki選手の情報を知っていて、普段の練習での取り組みや、試合での活躍はもちろん、相手選手のディフェンスの際の受け渡しや、フリーでもらう際の声掛けなどを、Junki選手が既にフランス語で積極的に行っていることまで、知っていたのは驚きでした。
この日は他にも練習参加に呼ばれている選手が数名いて、次の日に6部の試合があるという事もあり、アップも兼ねた合同の全体練習と45分一本だけでしたが、トップの選手がどんなレベルなのかがわかり、アピールもできる重要な一日でした。
途中まで、6部の選手中心のチームで、3-5-2の得意の左サイドとして出場。
ミスもなく安定したプレーで、サイドで一人5部の選手をかわし、センタリングまでもっていきました。
そして、試合途中で5部中心のチームへ交代し、4-4-2の左サイドバックとして、5部で使用している練習着に初めて袖を通しました。
無事に練習が終わり、実力が通用した!とまでは、一回の練習だけなので、判断しかねますが、一発目の練習参加にしては好印象を与えられたのではないかと思います。
その後は、ボルドー中心地にあるラーメン屋さんへ行き、日本の味を堪能しました。
2週間目の中旬に6部の監督にJunki選手について尋ねてみたところ、「90%は確定と言えるけど、残りの10%は試合でできるかどうか」と言われていて、実際の試合でどう転ぶかは、やってみないとわからない状況でしたが、6部の試合で安定したプレーをみせ、監督の信頼を勝ち取り、思っていたよりも早く5部への練習参加まで行くことができました。
引き続き、頑張ってもらいたいですね。
頑張れJunki選手!