フランスで初練習試合

チームへ練習参加してから2週間が経ち、本日初の練習試合が行われました。

ホームスタジアムへ集合し、ボルドーから高速で約1時間程の海の近くの街へチーム専用ワゴンで移動しました。

Junki選手意識高く、ワゴン車の中でもフランス語の勉強をしていましたね。

試合会場に着き、グラウンド状態を確認。

そしてユニホームが渡され、着替えてからのミーティング。

このゆっくりとした流れでありながら、若干の緊張感がたまらないですね。

そしてこの練習試合とはいえ、オフェンス、ディフェンス毎に4つのテーマと、スターティングメンバーのフォーメーションが記されたシートを用意して、ミーティングを進めるところが、クラシックなスタイルで、そこに関しては毎試合きっちり用意してくれているところが、サッカーの文化が根付いているなと感じます。

オフェンスに関しては、特に裏を狙う事。ディフェンスに関しては奪われた後の守備への切り替えを意識することを、先週の練習から特に強調して言っていましたね。

Junki選手3-5-2の左サイドで、堂々の初スタメン。

フランスで背番号12と言えば、テュエリー・アンリですよね。

(FWでもないですし、適当に取ったユニがたまたま12だっただけですが。。)

そしてこの日の審判は女性。フランスではよく見かけます。

特に緊張した様子もなく、保護者の様にベンチの横から試合を眺める筆者である私が一番緊張していたのかもしれません。

彼が今袖を通しているのは、過去に実際にフランス4部の公式戦で使われていたアウェイのユニホーム。右肩にそれを記すワッペンが付いていました。

前線から激しくプレスをかけに行くJunki選手。

相手は格下の8部ですが、過去に6部でプレーしていた選手も多く、そして、入れ替わりのあまりない小さな村のクラブなので、逆にシーズンの立ち上がりとはいえ、ある程度チームが出来上がっていてました。

3-5-2のワイド程、キツイポジションはないですが、青森山田の雪中で鍛え上げられた脚力でまだまだやれる感はありました。

(フランスに来てから、まぁまぁ走ってもいます)

狙い通り相手の裏のスペースへ走り込めたシーン。

この後、左サイドから中へ切り返して右足でのシュートや、絶妙な左足でのセンタリングを見せました。

Junki選手は70分間プレーし、チームは残念ながら1-2で負けてしまいましたが、

個人的には監督から試合でも十分通用することを確信してもらえました。

6部への入団はほぼ確実ではありますが、やはり目標はフランス5部。

日々ベストのパフォーマンスを発揮できるように、気を抜かずにあと一週間先ずはやり抜いて欲しいですね。

試合後はいつもの軽食が用意されていて、今回はかなり当たりでした。

フランスパンやカマンベールチーズが馬鹿美味く、Junki選手は二つもフランスパンを食べていました。